ウィズコープ6月号 2025年 vol.324
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02歯を失う原因第1位は歯周病不明 1.4%話す顔の形を整える食べる歯を失ってしまうと日常に大きな影響が…特に、おいしく食べるには約20本の歯が必要と言われています。サンスター株式会社の ざわありずみ野澤有住さん※出典:2018年 公益財団法人8020推進財団80〜84歳※出典:平成28年 歯科疾患実態調査(厚生労働省調べ)より70歳〜(%)1008060402020歳〜30歳〜歯周病でない人40歳〜50歳〜60歳〜歯周病の人歯のない人しょく矯正1.9%その他12.6%破折17.8%う■(むし歯) 29.2%歯肉炎・歯周炎の総称のことで、細菌の感染によって引き起こされる炎症性疾患です。歯と歯ぐきの境目に細菌が入り込み、歯ぐきが炎症を起こして赤くなったり、腫れたりします。進行すると歯を抜かなければいけなくなります。歯周病により抜歯数が40代から急増し、50歳〜79歳では抜歯の50%以上の原因は歯周病です。罹患(りかん)率が高い歯周病ですが、自覚しているのは約3割。歯周病はほとんど痛みがなく、気付きにくい病気。定期的な歯の検診が大切です。ハチマルニイマル生涯、自分の歯で食べる楽しみを味わえるようにとの願いを込めて、この運動が始まりました。歯周病37.1%年齢を重ねても丈夫な歯でいたいですよね。歯は体の健康とも密接にかかわっているそうです。コープのハミガキ商品を長年製造するサンスター株式会社の2人にお話をうかがいました。 30代以上の3人に2人は歯周病運動能力歯周病の主な症状こうなる前に、しっかり予防をしましょう!□ 歯石がたまっている □ 歯ぐきが赤く腫れている□ 歯ぐきから出血する □ 歯が長く見えるように感じる□ 口臭が気になる □ 歯がグラグラする□ 冷たい水でうがいをすると歯がしみる□ 起きたとき、口の中がネバネバしている歯周病とは歯周病はさまざまな健康のリスクにつながります【歯と口の健康週間】毎年6月4日〜10日歯と口の健康に関する正しい知識を普及啓発し、歯科疾患の予防習慣の定着を図ります。歯の大切な役割8020運動「80歳になっても20本以上自分の歯を保とう」という運動。一生一生パートナーパートナーのの歯歯はは食べたいものをおいしく食べるには

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